木俣肇の面白い発想を支える理念とは!?プロフィールや経歴も!?

bandicam 2015-09-18 16-21-06-1829月18日、大阪で開業している医師木俣肇さんが今年の「イグノーベル賞」を受賞したと発表されました。

そもそも、イグノーベル賞はどういうもので、また木俣肇さんが行った研究やその背景はどんなものなのでしょうか。

ちょっと気になったので調べてみました。

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ノーベル賞とイグノーベル賞の違いとは!?

皆さんが良く聞くノーベル賞はダイナマイトの発明者で知られるアルフレッド・ノーベル氏の遺言に基づいて、1901年に創設された世界的に権威ある賞です。

この賞は物理学、化学、医学生理学、文学、平和、経済学の6つの分野で非常に大きな功績を残した人物に贈られています。

最近では、2012年にノーベル生理学・医学賞をジョン・ガードン氏と共同で受賞された山中伸弥氏や物理学賞を受賞された中村修二氏、赤崎勇氏、天野浩氏が有名ですよね。

一方、イグノーベル賞は「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞で、1991年に創設されています。

名前に「イグ=恥ずべき、不名誉な、不誠実な」という言葉が冗談のようについているとおり、ノーベル賞とはちょっと違う角度から行った面白い研究に対して与えられている賞です。

この度、大阪府寝屋川市で開業している医師、木俣肇医院長が「キスをするとアトピー性皮膚炎患者のアレルギー反応が弱まる」ことを示した研究により、この賞を受賞されました。

イグノーベル賞を受賞した面白い研究内容とは!?

受賞した研究のテーマは「情熱的なキスの生物医学的な利益あるいは影響を研究するための実験」というものですが、これだけ見ると何か堅そうな研究に見えてしまいますよね。

しかし、キスのアトピーやアレルギーへの効果を調べた研究だと思ってもらえれば、理解しやすいかもしれません。

その概要がこちら。

研究内容

実験では、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎の患者さん(それぞれ30人)と普通の健康な人(30人)に静かな音楽が流れる、つまりリラックス効果のある個室で恋人や親しいパートナーと30分イチャイチャキスをしてもらったそうです。

そして、30分後にそのイチャイチャラブラブなキスがアトピーやアレルギーの改善に効果があるかどうかを、アレルギー反応の強度を調べる皮膚テストや血中成分を測定することによって調べたところ、イチャイチャキスをする前と比較して、測定値が改善されていたそうです。

そこで、その効果がイチャイチャだけによって得られるのか、それともキスが必要なのかを確かめるために、「イチャイチャ抱き合ってもいいけど、キスはダメ!?」という条件下で同じように実験したところ、今度は測定値に改善の効果は認められなかったそうです。

なので、やっぱり単にイチャイチャするだけじゃなくて、キスをすることが重要なのですね。

今回の実験についてはキスの効果に焦点を当てていましたが、2004年に発表した論文では、性交(エッチ)にも同様の効果があるそうです。

エッチするときはやっぱりキスをするでしょうから、やっぱりキスが効果的なのでしょうか。

それにしても、なかなか興味深い研究ですね。

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木俣肇の面白い発想を支える理念とは!?

それでは、木俣肇さんはなぜこんな面白い研究をしているのでしょうか。

木俣肇さんは京都大学の医学部を卒業した後、アメリカのUCLA大学に渡り、そこでアレルギーを研究していました。

そして、現在では木俣肇クリニックを開業しているのですが、そのクリニックの理念に今回の研究の背景となる発想が隠されていました。

アトピーやアレルギーの治療法として一般的に知られているのが、ステロイド剤を利用した治療法ですが、このクリニックでは治療のためにステロイド剤を一切使用しないそうです。

その理由は、ステロイド剤治療にはリバウンドがつきまとうからです。

つまり、ステロイド剤を使っているときは症状の改善に効果があるのですが、それをやめてしまうと、前より悪化した症状になってしまうことがあるのです。

そこで、木俣肇さんのクリニックでは他のアプローチで治療にあたっているのです。

そんなとき、親密な関係のパートナーがいる人では、アトピーやアレルギーが改善されるといったことを示すデータに出会った、もしくはそういうことを思いついたのではないでしょうか。

そして、その直接の原因を調べるために、エッチやキスといった親密な相手がいる人だけが得られる現象とアトピーやアレルギーの関係に着目し、今回の実験を行ったのではないでしょうか。

何より、今回の実験結果によれば、薬の服用がなくても、また薬の服用と並行して効果が期待できるので、親密なパートナーがいる方は、どんどんイチャイチャキスをすると良いのではないでしょうか。

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