全身性エリテマトーデス(ループス)のココが怖い!?原因とは!?

Selena Gomez, Mar 27, 2010 : 2010 Nickelodeon's Kids' Choice Awards at UCLA's Pauley Pavilion, Westwood, California.

米ポップシンガーで女優のセレーナ・ゴメスさんが、全身性エリテマトーデス(ループス)という自己免疫炎症性疾患を患っていたことがわかり話題になっています。

この全身性エリテマトーデス(ループス)とはどんな病気で、原因などは何なのでしょうか。

ちょっと気になったので調べて見ました。

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全身性エリテマトーデス(ループス)とはどんな病気?

この病気になると、全身の様々な場所や臓器でいろいろな症状が出るそうです。

そのことから、全身性(Systemic)という名前がついているのですが、さらに「ループス」(ラテン語でオオカミの意味)に噛まれたような痕に見える赤い発疹ができることから、「Lupus Erythematosus」という名前がついて、英語では全身性エリテマトーデス(ループス)のことをSystemic Lupus Erythematosus(SLE)と呼んでいます。

そしてこの病気の患者さんは日本だけでも6~10万人ほどいるらしいのですが、特に女性の患者さんが圧倒的に多いそうです。

病気はどのようにして起こるのか?

この病気は、本来自分の体を守るために働く免疫系が自分の体を攻撃することによって起こります。

つまり、免疫系の反応が起こるとき主役となるのは抗体と呼ばれるものなのですが、通常何か悪い細菌やウイルスなどが体内に入ってくると、それを敵と認識して抗体がそれを排除してくれます。

しかし、この病気になると、自分の体の中にあるもの、この病気の場合は特に自分の細胞の核にある物質を敵と誤認識して攻撃してしまうのです。

そして、その結果として、炎症反応が起こってしまいます。

それが皮膚に現れると先ほどの赤い発疹になってしまうのですね。

また、このように本来外敵を攻撃するはずの抗体が自分の体の物質を攻撃して炎症が起こってしまう病気を自己免疫炎症性疾患といいます。

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気になる原因とは!?

詳しい原因はまだわかっていないみたいですが、少なくとも遺伝的な要因が関係しているそうです。

なぜなら、もっている遺伝子が共通である一卵性双生児の間ではこの病気の発症率が70%くらいの高い確率で一致するからです。

なので、遺伝的要因をベースにして、感染症や紫外線といった外からの影響が引き金となって発症するのではないかと考えられています。

さらに、発症するのがほとんど女性ということから、女性ホルモンが関係しているのはないかと考えられています。

したがって、遺伝的に近い人にこの病気の人がいる女性の場合、高い確率で発症する可能性が高いということなので、そこが怖いところですね。

どんな症状が現れたら注意すべきなのか!?

全身の症状として、発熱、全身での倦怠感、 軽い疲労感、食欲の不振、体重の減少などが認められるそうです。

そして特に、皮膚や関節の症状はほとんどの患者さんに共通しているそうなので、一番気づきやすいかもしれません。

なので、皮膚の発疹や関節の痛みなどがあったときは、疑ってみた方がいいかもしれませんね。

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