藤竜也の若い頃がイケメンすぎてヤバイ!?妻との驚きの馴れ初めとは!?
最終更新日:2017年4月16日
サングラス姿にタバコをくゆらす姿が印象的で、今も、渋い年齢の重ね方に憧れる人が多い藤竜也さん。
そんな藤さんですが、若い頃の写真がやっぱりイケメン過ぎると注目を集めているようです。
また、藤さんと妻の芦川いづみさんとの馴れ初めには運命的なことがあったと噂されています。
そこで、ちょっと気になったので調べてみました。
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プロフィール
名前:藤 竜也(ふじ たつや)
本名:伊藤 龍也(いとう たつや)
生年月日:1941年8月27日(74歳)
出生地:北京
身長: 174 cm
血液型:O型
所属:藤竜也エージェンシー
・1962年:映画『望郷の海』でデビュー。
・1968年:女優・芦川いづみと結婚。
・1973年:TBSドラマ『時間ですよ』に風間役で出演。
・1976年:映画『愛のコリーダ』に吉蔵役で出演。
藤竜也の若い頃がイケメンすぎてヤバイ!?
75歳を迎える今も精力的に俳優活動に取り組んでいる藤竜也さんは、10月公開予定の映画『お父さんと伊藤さん』に主演の上野樹里の父親役として出演しています。
昨年は、巨匠・北野武監督の『龍三と七人の子分たち』で主演を務め、今年は新進気鋭の監督として評価の高いタナダユキの作品(お父さんと伊藤さん)に出演し、また、国際的に活躍する河瀨直美プロデュース作品にも出演が決まっているんですよね。
有名映画監督からのオファーが止まらない魅力的な俳優・藤竜也さんは、一体、どのような人生を送ってきたのでしょうか。
藤さんのお父様とお母様はお見合い結婚だったそうで、1941年に横浜にある工業用インクの会社員だった父親の赴任先の北京で生まれたそうです。
そして、戦時中に日本に帰国後、藤さんが6歳の時に、お父様は、今でいう相鉄線にはねられて亡くなる、という悲劇に見舞われます。
そのため、戦後の混乱期を母親の手ひとつで育てられ、神奈川県内を転々としながら暮らしたそうです。
ただ、藤さんは、子どもだったため事情が分からず、横浜周辺で、にわか作りの露店を歩き回っては、ピカピカの軍服を着た米軍兵の姿や、見世物小屋などに刺激を受けて過ごしていたんだとか。
藤さんにとって、この経験は役者をする上で、良い刺激になったのではないでしょうか。
その後、高校生になって進路を決める際、大して目標らしい目標も無く、映画が好きだからなんとなく、という理由だけで日本大学芸術学部演劇学科に入学したそうです。
そして、俳優になったきっかけは、大学1年生の2月に彼女がデートの約束時間に遅刻し、それを待っていた時に日活のスカウトマンに声をかけられ、映画の世界に入ることを決めたのだそうです。
そのため、大学はすぐに退学してしまったのだとか。
そして、本名の伊藤龍也では普通っぽいからと「伊」を取り、藤竜也に改名し、日活ニューフェイスとして『望郷の海』で映画デビューを果たします。
しかし、待っていたのは端役ばかりの鳴かず飛ばずの日々の中、何かしなくちゃと撮影の無い日も撮影所に通いつめ、つまらない顔が少しでも印象的になるように、とヒゲもはやしてみたそうです。
そこで、当時斬新な演出で人気監督となった鈴木清順のもとを訪ね、出演をアピールしますが、
君には何もない
というキツイ一言を返され、役者としての自分を振り返るターニングポイントになったそうです。
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その後、1969年に映画『野獣を消せ』で、暴力的で強烈な個性のキャラクターを演じた際に、
俳優・藤竜也としての出発点になった
とインタビューなどで答えていますね。
それから、日活を退社しフリーになってすぐ、テレビドラマ『時間ですよ』で“謎の男”風間役を演じ、お茶の間で人気を博するようになります。
そして、1976年、俳優人生の中で、“藤竜也”という役者を強烈にアピールした大島渚監督作品『愛のコリーダ』へ出演します。
多くの俳優たちが出演を尻込みする中
これをやらないやつは、ばかだ
と二つ返事で引き受けたそうです。
この映画は、愛する男性の性器を切断した「阿部定事件」を題材にしており、センセーショナルな描写が世間に衝撃を与え、わいせつか、芸術か、と表現の自由を巡って、裁判にまで発展した問題作でした。
しかし、体当たりの演技で世界的な評価を得て、カンヌ映画祭でも多くの観客を圧倒させ話題となりました。
藤さんは、ほとんどの俳優がしり込みする作品の魅力をいち早く見抜き、センセーショナルな映画に出演を決めるその決断力にも魅了されますよね。
また、イケメンという顔だけに頼らず、ヒゲを生やしてみたり、体を鍛えるなど、日々、役者として、出来る限りの努力もしてきたそうです。
そんな藤さんだからこそ、内面からあふれ出る魅力もあいまって、さらにイケメン度数を高めていて、本当にカッコいい俳優さんですよね。
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藤竜也と妻の驚きの馴れ初めとは!?
藤竜也さんが、今の奥様・芦川いづみさんと結婚されたのは、1968年でした。
藤さんが、お茶の間に認知されるのは、1972年のテレビドラマ『時間ですよ』からでしたので、この時、藤さんはまだまだ有名な看板俳優というにはほど遠い大部屋俳優だったんですよね。
ところが、奥様の芦川さんは当時、日活の看板女優で洗練された顔立ちやたたずまいで多くのファンを魅了していました。
そんなドル箱女優と駆け出し俳優の恋は、どのように始まったのでしょうか。
実は、詳しい馴れ初めについては、藤さんも語っておらず、分からないのですが、とにかく、
男と女って立場が違っても、恋に落ちるときは落ちる。
言葉はいらないんですよ。
ふっと視線が合った瞬間の数秒間が恋の始まりということもあるでしょ。
と、あるインタビューに応えているので、会った瞬間に何か感じるものがあったのは間違いないようですね。
しかも、交際1か月半での電撃結婚だったというから、相当、運命的な感じがします。
ただ、日活としては面白くない出来事だったのに、さしてストップもかからず結婚できたは石原裕次郎さんのおかげだそうです。
実は、裕次郎さんもまた、お互い日活で人気絶頂だった北原三枝さんと大変な困難を乗り越え結婚していたことから、藤さんと芦川さんの結婚を認めるよう日活に口添えしてくれたといいます。
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そして、芦川さんは、結婚後、先輩の北原三枝さんに習って、潔く映画界を引退し、その後、芸能活動は行っていないそうです。
ただ、芦川さんのファンは今も引退を惜しんでいて、この7月に第3弾になる「恋する女優・芦川いづみ特集」を神保町の映画館で上映していましたよね。
そんなステキな元女優と暮らす藤さんは、2015年に出版したエッセイ「現在進行形の男」で
結婚前から彼女が大好きで、とてもスペシャルな感情を抱いていた。
それが、時間が経つに連れ、ものすごくプレシャス、かけがえのないものになり、さらに、なんともいえない愛しさになっている
と、今でも妻への深い想いがあることをストレートに表現しています。
そして、年齢を重ねた今、藤さんにとっての一番のご褒美は、
妻にたくさんの『ありがとう』を言えるようになった
ことなんだそうです。
若い頃から、顔だけではなく内面からあふれ出るイケメンオーラと、裕次郎さんの助けのもと結婚した看板女優・芦川さんとの仲の良さなど、今も、俳優として輝き続ける藤さんの魅力がイロイロと分かり、さらに応援したくなりましたね。
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